「遺稿集」 とは、亡くなられた方を偲んで作成される書籍です。
故人が遺された日記や作品。
いつまでも色褪せない思い出として残すことができたら…そう思う方は多いと思います。
例えば、故人の趣味が絵を描く事だった場合、はがきや色紙など大きさも種類も様々なものに描き残していらっしゃることでしょう。そういった作品はぜひ残しておきたいもの。しかしながら、点数が多ければ保管される方は大変でしょうし、月日が経てば劣化してしまうのではないかという心配もあります。
そのような場合、遺稿集としてまとめることを考えてはいかがでしょうか。故人の大切な作品を、色鮮やかなまま、コンパクトに残すことができます。
遺稿集は個人的な内容となるため、書店に並べるということはせずに家族や友人にとっての「形見の品」という感覚で本にし、親族や生前に親しかった方へ差し上げることが多いようです。
家族にしか見せなかった顔や友人にしか見せなかった部分など、完成した遺稿集を見ることで故人の新たな一面を発見することもあります。
故人を愛した様々な方が、遺稿集をご覧になることで故人を思い出すきっかけになれば、故人もきっと喜ぶに違いありません。
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