遺稿集は故人の日記や作品など、その内容は様々です。
・故人の手記や日記など、文章のみとしてシンプルなものにするのか
・何か作品を遺されているのならそれも入れるのか
・故人・親族・ご友人などの写真を中心としたアルバムのような感じにするのか…
遺稿集は、故人にとっても親族・友人にとっても宝物となる大切な財産です。どんなものにしたいかをしっかり考えましょう。
細かな希望などは、お願いする印刷会社に相談してみましょう。
故人がどんなものを残しているかにもよりますが、まずどういった内容のものを作成したいか考えます。
故人の手記・日記だけをまとめたシンプルなものとするのか、家系図や年表を作成して入れるのも良いかもしれません。
文字だけでなく、故人の写真や作品(絵や書)などもカラーページとして挿入することもできます。
また、家族や友人が故人に向けてメッセージやイラストを書いたりして、追悼集の要素も含んだものを作成してもよいでしょう。
内容が決まったら、実際に使用できそうな原稿や写真・作品を収集します。
できるだけ多く集めて、その中から使用したいものを選んでいきます。
大変な作業ですが、故人を思い出しながら温かい気持ちでおこないましょう。
故人の手記・日記などは手書きの場合が多いと思います。
手間はかかりますが、手書きの原稿はパソコンなどで入力してデータの原稿としておきましょう。
ご自身での入力が難しい場合、テキストに起こしてくれるサービスもありますので検討してみてはいかがでしょうか。
または、手書きのものをスキャンしたり写真で撮影して使用すれば、故人の文字をそのまま残すことができます。
家系図や年表を入れたい場合は、自分で作るのか作成を依頼するのか、検討しましょう。
故人の手記・日記中心の遺稿集に、追悼集や作品集の要素をプラスしたものとなります。
作品や絵はデジカメで撮影。できれば、携帯のカメラではなく、デジカメで撮影しましょう。
ハガキサイズなど小さめの絵などはスキャナがあればスキャンします。
費用でみると、文字ページをモノクロ印刷にして、作品などはカラーで口絵にまとめて配置した方が金額は抑えられるようです。
故人の作品集・アルバムといったイメージの遺稿集です。
作品や絵はデジカメで撮影し、データにしておきます。
どういうレイアウトにしたいのか希望があれば、お願いする印刷会社に相談してみましょう。
また、それぞれの写真や作品につけるタイトルやキャプションなどを考えます。
CopyRight(C) 2011 遺稿集ガイド All Right Reserved